マンモトーム生検 

マンモトーム生検(機器)

マンモトーム生検の特徴

当院で使用するマンモトームは、マンモグラフィで石灰化を観察しながら、コンピューター監視下で針を差し入れ、組織を吸引・採取する最新機器です。

当院システムの最大の特徴は、フルデジタルの最新機器で構成されていること。15秒以内にモニター上で確認ができるため、従来の検査の半分程度の時間(20〜30分)で検査可能ができ、精神的、肉体的苦痛も軽減されます。

またかつては検診で乳がんが疑われると、手術で切り取って組織を調べていたため、結果的に良性でも乳房に大きな傷が残っていました。そんなデメリットを解消し、乳房への傷跡を最小限に抑えるのがマンモトーム生検です。

マンモグラフィにしか写らない非常に小さな病変から超音波に写る腫瘍(しこり)のようなものまで幅広い病変に対応できるため、1回の短時間の検査でほぼ確実に診断ができます。マンモトームは生検は乳がんの早期発見・治療に威力を発揮しています。

マンモトーム生検のメリット

  1. 検査中の苦痛を軽減するため、横向きに寝た姿勢で行います。
  2. 傷跡は3mm程度で、縫合の必要はありません。
  3. 乳房の変形はなく、痕もほとんど残りません。
  4. 局所麻酔で行い、痛みもほとんどありません。
  5. 従来の半分の時間(20〜30分)で確実な検査が可能です。

マンモトーム生検の流れ

  1. 専用装置に乳房を固定し、マンモグラフィで撮影します。(写真①)
    マンモグラフィで撮影

    マンモグラフィにて撮影した画像。
    白丸の中の点状のものが石灰化を示しています。
    腫瘍(しこり)は触知されません。

  2. 病変をモニターで観察しながら、位置を決定します。(写真②)
  3. 皮膚と病変部に局所麻酔を行います。
  4. 皮膚に3mm程度の切開を入れ、生検針を病変まで進めます。(写真③)
    マンモグラフィ 写真②・写真③
     
  5. 生検針と病変の位置をモニターで確認した後、組織を吸引・摘出します。(写真④)
    マンモグラフィ 写真④-1・写真④-2
     
  6. 提出した組織をマンモグラフィにて撮影、病変を確認したら針を抜きます。(写真⑤)
    マンモグラフィ 写真⑤

    マンモグラフィにて撮影した組織。
    黒丸の中に石灰化が写っています。。
    ※ この症例は非浸潤がん(早期乳がん)です。

  7. 10分程度ガーゼで圧迫した後、テープで生検部を止めて終了します。

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