薬物療法の副作用 

化学療法

化学療法(抗がん剤)は細胞の増殖が盛んなところを攻撃します。がん細胞がその代表ですが、毛根や胃粘膜、骨髄細胞などの増殖スピードが比較的速い正常細胞にも影響を及ぼしてしまいます。抗がん剤の種類によって副作用の頻度や種類は異なります。また副作用による症状がまったくでない人、強く出る人と、個人差も大きいのが現状です。

内分泌療法

内分泌治療(ホルモン治療)は女性ホルモンを抑制するため、更年期症状が2〜3割の人にみられます。副作用の症状はそれほど強くありません。ただしホルモン剤によっては気をつけるべき副作用として、骨粗しょう症や子宮体がんなどがあげられます。当院ではホルモン剤の種類や患者さんの状態により、定期的な婦人科検診や骨塩定量測定を行っています。

分子標的療法

分子標的療法薬(ハーセプチン)は、がん細胞を特異に攻撃するので、副作用の頻度は非常に少ないです。初回投与時にアレルギー反応による発熱などを起こすこともありますが、解熱剤等にて対処可能です。まれに心機能低下を起こすことがあるので、定期的な心エコー検査を行います。詳しくは治療前に医師や看護師が専門の立場からそれぞれの対処法を説明します。

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