甲状腺機能低下症 

血液中の甲状腺ホルモン値が低下している状態で、原因として橋本病、甲状腺手術後、バセドウ病のアイソトープ治療後などがあります。

症状

気力がなくなる、顔や手のむくみ(粘液水腫)、脈が遅い、皮膚がかさかさになる、寒がりになる、眠気、食欲不振、体重増加、月経過多、便秘などがあります。むくみが声 帯や脳におきると声のかすれ、物忘れなどの原因にもなります。また血液中のコレステロール値が高くなりますので動脈硬化がおこりやすくなります。血液検査 では甲状腺ホルモン(FT3,FT4)が低値、TSHが高値となります。

治療

甲状腺ホルモンの補充療法を行います。毎日決められた量の薬(チラージンS)を飲みます。薬といってももともと体の中にあるもの(なくてはならないもの)ですから副作用はまずありません。薬の量が多すぎると機能亢進症状がみられたり、骨粗鬆症が悪化することがありますので定期的な血液検査が必要で す。またチラージンSは鉄剤や一部の胃薬と同時に服用すると吸収が悪くなりますのでこれらのお薬を服用中の場合は時間をずらして服用するようにします。

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