甲状腺の働き 

甲状腺刺激ホルモン(TSH/FT3、FT4)甲状腺は脳下垂体からの命令(甲状腺刺激ホルモン=TSH)を受け、ヨードを材料として甲状腺ホルモン(T3, T4)を作る工場とそれを蓄える倉庫が一緒になった構造をしています。甲状腺ホルモンが足りないときにはホルモンを作るように脳下垂体からの命令が多くなり、余っているときには命令が少なくなるようにできていて、甲状腺ホルモンが適量であるようなシステムになっています。

甲状腺ホルモンは細胞の新陳代謝を活発にする働きがあります。ホルモンが多すぎると代謝が活発になりすぎ動悸・息切れ、疲れやすい、イライラなどの症状が みられます。逆に少なすぎると気力がなくなる、顔や手のむくみ、寒がりになるなどの症状がみられます。甲状腺の病気は心臓病、神経・精神疾患、更年期障害 などと症状が似ているため間違えられることがあります。血液中の甲状腺ホルモンで実際にホルモン活用を示すのはタンパクと結合していないフリー T3(FT3)、フリーT4(FT4)ですので、血液検査で甲状腺ホルモンを測るときはFT3、FT4を調べます。

甲状腺疾患のおもな自覚症状

□ 動悸、息切れがする □ 肌が乾燥し、カサカサになった
□ 手指がふるえる □ 体が重く、だるく感じるようになった
□ 暑がりになり、汗をたくさんかく □ 体が冷え、寒がりになった
□ よく食べているのにやせてきた □ 食欲がないのに太ってきた
□ 軟便になった □ 便秘をしやすくなった
□ イライラしやすくなった □ 顔や手がむくむ
□ 月経が不順になった □ くびにしこりがある

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