2人に1人が生涯で一度はがんを発症するといわれる現在、日本で1年間に新たに乳がんと診断される患者さんは、約9万人です。

がんはさまざまな要因により発生するといわれていますが、大きく分けて「遺伝要因」と「環境要因」が関わっており、乳がんまたは卵巣がんの5~10%は遺伝要因によるものだといわれています。この遺伝要因を調べる「遺伝学的検査」が2020年4月に保険適応になりました。

当院は2008年12月に九州の医療機関で初めて乳がん・卵巣がんの「遺伝相談外来」を開設し、専任の医師による遺伝カウンセリングとともに、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の遺伝学的検査を行っています。

遺伝学的検査で遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)と診断された方は、若年層でも乳がん発症リスクがあるため、25歳から定期的な検査を開始します。またマンモグラフィや超音波検査に加えて、より感度の高い乳房造影MRI検査を行うことが推奨されています。

そこで当院では、乳がん・卵巣がんの罹患リスクが高い方のために「個別化検診コース」を新設し、4月1日より検診を開始することといたしました。複数の検査を組み合わせ、重点的かつ継続的に検診を行うことで、がんの早期発見と早期治療につなげることを目的としています。詳しくは乳腺科 遺伝相談外来にお問い合わせください。

遺伝相談外来

個別化検診コース開設ニュースリリース(PDF)

遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)の方のための「個別化検診コース」

◇コースA

年間料金(自費診療):29,700円(税込)


血液検査 乳がんや卵巣がんに関連した腫瘍マーカーを測定 2回/年
乳腺科受診 マンモグラフィ 石灰化を特徴とした乳がんの早期発見 1回/年
乳房超音波検査 腫瘤を形成する乳がんや良性疾患の鑑別 2回/年
婦人科受診 経膣超音波検査 卵巣や子宮内膜の形態的変化の早期発見 2回/年
乳房MRI検査 造影される微小な病変の早期発見 1回/年

◇コースB

年間料金(自費診療):99,000円(税込)


血液検査 乳がんや卵巣がんに関連した腫瘍マーカーを測定 2回/年
乳腺科受診 マンモグラフィ 石灰化を特徴とした乳がんの早期発見 1回/年
乳房超音波検査 腫瘤を形成する乳がんや良性疾患の鑑別 2回/年
婦人科受診 経膣超音波検査 卵巣や子宮内膜の形態的変化の早期発見 2回/年
乳房MRI検査 造影される微小な病変の早期発見 MR-PETと同日
全身MR-PET検査 全身のPET検査と乳房造影MRIを組み合わせた検査 1回/年

お問い合わせ

遺伝相談外来 担当看護師

099-222-7116 内線4533

  • ダイヤルインにつき、発信音の後に内線番号4533を入力してください。

受付時間:月~金曜 10:00~16:00


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