朝日新聞出版が発行する週刊朝日ムック「医学部に入る2022」に、相良病院 放射線科主任部長 戸﨑光宏医師のインタビューが掲載されています。

戸﨑医師は、10月4日から放送中のドラマ「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート」の医療監修も務めています。ぜひご覧ください。

週間朝日ムック「医学部に入る2022」
https://publications.asahi.com/news/1623.shtml

↓インタビュー記事はこちらから↓
https://dot.asahi.com/dot/2021092500014.html


血糖コントロールを改善し、
日常生活やがんの治療をサポートします。

乳がんの治療中は手術や化学療法の影響で血糖値が不安定になりやすく、食欲低下や味覚障害による嗜好の変化などが現れることがあります。また糖尿病を合併している乳がん患者さんは、予後の改善のために適切な糖尿病治療を行う必要があります。

そこで当院では、乳がんと糖尿病、どちらの治療もスムーズに進められるように、糖尿病・内分泌内科を開設しました。

糖尿病の治療には、食事療法、運動療法、薬物療法があり、薬物療法には内服治療やインスリンなどの注射薬による治療があります。当院では、糖尿病専門医が患者さんのQOLを大切にしながら、一人ひとりの糖尿病の状態、乳がん等の他の病気の治療内容、生活環境等に合わせて治療を組み立てます。

また、乳腺・甲状腺・緩和ケア科をはじめとした各科と連携し、ホルモン療法に伴う脂肪肝、脂質代謝異常の治療や、下垂体、副腎、副甲状腺などの内分泌疾患の診断・治療も行っています。

対象となる症状・疾患

  • 糖尿病が疑われる方の二次検診
  • 1型・2型糖尿病で、血糖コントロール不良の女性の方
  • 下垂体、副腎、副甲状腺などの内分泌疾患
  • ※男性患者さんは、当院の乳腺・甲状腺・緩和ケア科を受診されている方に限り、診療を行っております。

食事指導が必要な女性のイラスト

糖尿病と乳がんの発症リスクについて


糖尿病では、高インスリン血症、高血糖によって、がんの発症リスクが高くなる可能性が以前から指摘されており、乳がんの発症リスクとの関連も注目されています。糖尿病と乳がん発症リスクの関連については非常に多くの研究報告がなされていて、糖尿病の方は糖尿病ではない方と比べて、おおよそ1.2~1.3倍の乳がん発症率であるとされています。

糖尿病の方の乳がん発症リスクが高いことはほぼ確実です。糖尿病と診断されている方または治療中の方は、定期的に乳がん検診を受けるようにしましょう。

糖尿病の教育入院について

血糖コントロールがうまくいっていない方を対象として、糖尿病治療の調整と病気への理解を深めるため、教育入院を行っています。

約2週間の教育入院では、個々に合わせた治療を進めるとともに、糖尿病の治療に必要な知識の習得にも力を入れています。糖尿病専門医、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士が患者さん一人ひとりに合った食事・運動・薬物療法などを見出し、継続できるように、きめ細やかな個人指導を実践します。

専門家チームによる治療とサポートで血糖コントロールを改善し、合併症の出現・進行を予防しながら、日常生活の質を維持することを目指します。


医療スタッフのイラスト

病診連携の取り組み


当院では、糖尿病教育入院をはじめ、血糖コントロールが困難な方の教育や合併症の評価等を行い、病状が安定した場合は連携するクリニック等へ通院していただく病診連携を重視しています。二次検診等、各種検査にも対応いたします。

ご予約・お問い合わせ

099-224-0489(博愛会 外来予約センター)

受付時間 月~金曜 8:30~17:00
     土曜   8:30~12:00

医療機関の方へ

医療機関からのご紹介・お問い合わせは、地域連携室へお願いいたします。

099‐216‐3360(月曜~金曜  9:00~17:30)

099‐219‐3578


毎年10月の第2土曜日は「世界ホスピス緩和ケアデー」、2021年は10月3日(日)~9日(土)が「緩和ケア週間」です。

当院では緩和ケア週間にちなみ、10月7日(木)に乳がん治療における『緩和ケア』をテーマにしたオンラインセミナーを配信いたします。

緩和ケアは、がんと診断された時から始まります。自分らしい生活を続けるためにできることを、私たちと一緒に考えてみませんか? ぜひ奮ってご参加ください。

  • 参加を希望される方は、セミナー開始前にZoom専用アプリをダウンロードし、通信環境のいい場所でご視聴ください。
  • Zoomのダウンロード・使用方法については、下記のアドレスからご確認ください。

https://zoom.us/jp-jp/meetings.html


患者さんのための乳がん講座


知ろう!学ぼう!「緩和ケア」

講師

相良病院 緩和ケア内科部長
金澤 裕信 先生

日時

2021年10月7日(木)15:00開始 ※16時終了予定

対象者

乳がん患者さん・ご家族  先着100名様限定

参加費無料(※通信にかかる料金は各自ご負担ください)

視聴方法

Zoomによるオンライン開催(PC・スマートフォンから自宅で視聴可能)

専用フォームからお申込み後、配信URLをメールでお送りします。配信開始時間にアクセスいただくと、WEBでご視聴いただけます。

申込締切

2021年10月5日(火)15:00
※定員に達し次第、締め切らせていただきます。

申込方法

下記の申込フォームへのリンクをクリックするか、QRコードを読み取ってお申込ください。

お申し込みはこちらから(Zoom登録フォーム)


2021年10月7日 患者さんのための乳がん講座 案内チラシ(PDF)

申込時の注意点

携帯電話会社のキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)でお申し込みいただくと、申込後のお知らせ等が迷惑メールと判断され、受診できない場合があります。

ご登録時は、GmailメールやYahooメールなどのフリーメールやプロバイダーメールのご利用をおすすめいたします。やむを得ずキャリアメールをご利用になる場合は、迷惑メール設定の解除やドメイン指定など、各自でご対応をお願いいたします。

ドメイン指定(以下のドメインをご登録ください)
@sagara.or.jp
@zoom.us

参加時の注意点

  • セミナー開始前に必ずZoomアプリをご利用のPC、タブレット、スマートフォンにダウンロードして、通信環境のいい場所でご視聴ください。
  • 当院では、Zoomや通信環境に関するお問い合わせには対応いたしかねます。あらかじめご了承くださませ。
  • ご自身のプライバシーを保護されたい場合は、Zoomの表示名をニックネーム等にご変更の上、ご参加ください。

お問い合わせ

cuddle@sagara.or.jp


社会医療法人博愛会相良病院は、心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器「超聴診器」を開発するAMI株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市 本店:熊本県水俣市、代表取締役CEO:小川晋平)と委受託研究契約を締結し、超聴診器を使用した臨床研究を開始します。

臨床研究の詳細は、下記のPDFファイルまたはURLリンクからご確認ください。


超聴診器 臨床研究開始のお知らせ

AMI株式会社ホームページ
https://ami.inc/news/20210914_sagara/


2021年8月18日発行の讀賣新聞 「病院の実力」、2021年8月25日発行の讀賣新聞「病院の実力」九州・山口編のコーナーで『甲状腺の病気』が特集され、相良病院の治療実績が掲載されました。紙面に掲載された2020年治療実績は下記の通りです。

相良病院 甲状腺の病気 治療実績(2020年)



全新規
患者数(人)
バセドウ病の
新規患者数(人)
橋本病の
新規患者数(人)
甲状腺の
手術件数
1068 114 799 43

相良病院
〒892-0833  鹿児島市松原町3-31
Tel.099-224-1800 Fax.099-224-3921

さがらパース通りクリニック
〒892-0838  鹿児島市新屋敷町26-13
Tel.099-239-5255 Fax.099-239-5266

外来予約センター

Tel.099-224-0489 

[受付時間]月〜金曜日 8:30〜17:00 土曜日 8:30〜12:00