在籍医師インタビューvol.2
風通しの良い風土で、すべての乳腺診療の研鑽を積むことができます。
相良病院を選んだ理由を教えてください。
もともとは小児科医を志していましたが、研修医時代に乳がん患者さんと関わるなかで、女性医師として患者さんから必要とされる強い使命感を抱き、乳腺外科の道を選びました。
その後、九州大学病院などで経験を重ね、2023年に乳腺外科専門医を取得、翌2024年、相良病院に入職いたしました。
相良病院を選んだ最大の理由は、乳がん診療のすべてに一貫して携われる環境が整っていることです。
年間約800例と国内有数の手術件数を誇りながら、検診・診断から治療方針の決定、術後補助療法、さらには再発治療まで、トータルで患者さんに寄り添える稀有な病院だと感じています。

多くの症例を経験できる環境です
乳腺診療に関わるすべてのスペシャリストがそろう、学びの場
実際に働いてみて最も驚いたのは、乳腺診療にかかわるすべての診療科が高度な専門性を有し、しかも相談しやすい風通しのよい雰囲気があることです。
特にカンファレンスでは、難しい症例であっても多職種による多角的な意見、最新の知見、そして患者さん自身の思いや価値観を共有しながら総合的に判断します。その結果、一人ひとりの患者さんに最もふさわしい治療方針を提案することできます。
また、鹿児島大学病院など県内の主要施設と定期的に合同カンファレンスを開催しているのも相良病院ならではないかと思います。他院の症例から新たな学びを得る機会があり、病院間の連携や交流が自然と広がるのも大きな魅力です。

多職種スタッフによるカンファレンス
ワークライフバランスとキャリアアップを両立
私には未就学児の子供がいますが、現在は週2日が手術、週2日が外来、週末はしっかり休みという働き方をしています。夜間緊急対応は当直医がフォローしてくださるため、安心して定時退勤が可能です。さらに、院内には保育園も併設されており、子育て中の女性医師に寄り添った制度が充実。仕事と家庭を無理なく両立し、メリハリを持って働ける理想的な環境が整っています。

各科専門医師がチームとなり乳腺診療に携わっています。
未来へ挑戦できるフィールド
相良病院には臨床研究センターが設置されており、文部科学省より科学研究費補助金取扱い規程第2条に基づく研究機関(科研費研究機関番号:97701)の指定を受けています。
私自身は治験や臨床研究の経験がまだ浅いため、今後は学術研究にも積極的に取り組み、知見を広げていきたいと考えています。
ここには、「やりたい」という思いを全力で応援してくれる仲間と環境があります。
ぜひ一緒に、乳腺診療の最前線で切磋琢磨していきましょう。