がん患者さんのお子さんを支援するサポートグループがあります。

日本人の2人に1人ががんになる今、子育て世代のがん患者も増えています。
博愛会では2013年から、がん治療中の親をもつお子さん(小学生)を対象としたサポートプログラムを実施しています。

「CLIMB®プログラム」は、アメリカで広く用いられている、がんの親を持つ子どものためのグループワークです。親ががんであることを伝えられている学齢期のお子さんを対象として、ファシリテーターの教育を受けた医療者が開催しています。

家族の一員であるお子さんをケアの輪に入れ、サポートしていくのは大切なことです。ご自身の病気や治療を「子どもにどう伝え、どう支えていくか」については、看護師や臨床心理士が個別にご相談に応じています。一緒に考えていきましょう。

2019年CLIMBRプログラム

詳しくはこちら(PDF:340KB)をご覧ください。

  • 新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年度の開催は未定です。

(1)CLIMB®プログラムとは

Children’s  Lives  Include  Moments  of  Bravery
=子どもはいざというとき、勇気を示します

このプログラムは、心の健康の増進という原則に基づいています。
その目的は、子どもの持っている力を引き出し、親の病気に関連するストレスに対処していくための能力を高めることです。

(2)CLIMB®プログラムで学ぶこと

  1. 子どもが、親のがんにまつわる自分の感情を理解し(自分がどのような気持ちでいるのか、この感じはどのような感情なのか)、自分自身に対して、また、自分を世話してくれる人に対して表現するための能力を学びます。
  2. 周囲の人たちに感情を伝える方法を学びます。
  3. 感情に対処することを学びます。

(3)毎回共通の内容

  • ウォーミングアップ(らくがきタイム)
  • 今日扱う気持ち
  • 活動(工作など)
  • 今日のまとめ

(4)スケジュール 全6回


  テーマ 気持ち 活動
1回 自分自身やがんにまつわる話を共有し、孤立感を弱める 幸せ・楽しい 自分について
2回 がんという病気のその治療について知識を得る 混乱 がんって何?
3回 悲しみの感情を表現し緩和する 悲しみ 気持ちの お面つくり
4回 子どもの持っている強さを引き出し、不安を緩和する 怖い・不安 強さの箱作り
5回 怒りの感情を適切に表現し対処する方法を考える 怒り 怒りバイバイ さいころ
6回 家族とのコミュニケーションを手助けする 気持ちを伝える お見舞いカード

(5)スタッフ

医師、看護師、臨床心理士、MSW(医療ソーシャルワーカー)など、このプログラムを行うための研修や専門的なトレーニングを受けております。

(6)参加者の声

グループに参加された方々のご感想をいくつかご紹介いたします。

【お子さまの声】

  • おかあさんが乳がんなのは自分だけだと思っていたけど、他にもお友だちがいることがわかった。
  • 点滴は怖いと思っていたけど、針が柔らかいことがわかって怖くなくなった。
  • おかあさんの病気のこととか治療のことがよくわかった。

【お母さま・お父さまの声】

  • 率先してお手伝いをしてくれるようになった。
  • “がん”という病気について、子ども達にどのように伝えたら良いのか迷っていたため、CLIMB®に参加させてもらえて良かった。
  • 同じ病気の方とお話できて良かった。色々と情報交換できた。

関連情報サイト

Hope Tree(ホープツリー)~パパやママががんになったら~
がんになった親を持つお子さんをサポートするために参考となる情報を共有するサイトです。

お問い合わせ

グループへの参加にご関心のある方には、詳しい説明と事前の面談を行います。お気軽にお問い合わせください。

099-224-1800(相良病院 代表)

電話受付時間:月~金曜 8:30~17:30


相良病院
〒892-0833  鹿児島市松原町3-31
Tel.099-224-1800 Fax.099-224-3921

さがらパース通りクリニック
〒892-0838  鹿児島市新屋敷町26-13
Tel.099-239-5255 Fax.099-239-5266

外来予約センター

Tel.099-224-0489 

[受付時間]月〜金曜日 8:30〜17:00 土曜日 8:30〜12:00