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社会医療法人博愛会は、国内初・唯一の特定領域がん診療連携拠点病院(乳がん)として、全ての診療の段階において切れ間のない医療の提供をグローバルな視点で行っています。
「共に在り、共に歩む」というありたい姿を掲げながら、多職種と協働して医療に取り組んでくださる方のご応募をお待ちしております。
相良病院の特徴
乳がんトータルケアと個別化治療を実現
1946年に外科医院として開院した相良病院は、1973年に九州で初めてマンモグラフィを導入して以来、乳がんの予防健診から診断、手術、治療、緩和ケアまで、鹿児島で乳腺診療のすべてに対応できる体制を整えてきました。
2019年の初発乳がん手術件数は755例で、いまや全国から乳がん患者さんが受診に来られます。
患者さんに寄り添いながらも高度な乳腺診療を行うため、経験豊かな乳腺外科医や乳がん看護認定看護師が在籍。形成外科、腫瘍内科、緩和ケア科をはじめとする各科と連携し診療を行っています。また、乳がんの診断から転移性乳がんの治療まで、すべての患者さんについて、多職種スタッフが参加するキャンサーボードを日々行い、自由闊達に意見をかわし診療方針を決めているのも特徴の一つです。
臨床試験の結果をはじめとするevidence based medicine (EBM) を医療の基本とし、病変の進行度やバイオロジー、さらには患者さん個々の考え方や社会背景も踏まえた個別化治療の提案を旨としています。


先進的な医療への取り組み
乳腺診療で近年注目される課題にも積極的に向き合ってきました。とくに遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)については、2008年より遺伝相談外来でカウンセリングを行っており、希望される方にはリスク低減手術として乳房切除・卵巣卵管摘除を保険適用で実施できる数少ない施設の一つです。
また、若年性乳がん患者の妊孕性温存についても、生殖補助医療を担う近隣の産婦人科施設と提携し対応しています。
乳がん手術における整容性については、院内で完結できる乳房再建や内視鏡下乳腺手術に取り組み、oncoplastic breast surgeryによるQOL向上を図っています。
さらに近年では、がんゲノム医療外来を開設し、「がんゲノム医療連携病院」として保険適用の検査も開始しました。
緩和ケア分野では、advanced care planning (ACP) の実践により、患者さんの思いや価値観を念頭に診療を行っています。

治験・臨床研究の推進
新規薬剤・診断方法の開発や新たなエビデンスを生み出す多くの臨床研究にも取り組んでいます。
当法人の臨床研究センターは、2017年8月、文部科学省より科学研究費補助金取扱い規程第2条に規定する研究機関として指定を受けました。臨床研究が倫理的に行われ、患者さんの不利益とならないように、看護師と事務職員が常駐する臨床研究支援室を設置し、組織的に統括管理を行っています。
治験、医師主導臨床試験に加えて、日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG, Japan Clinical Oncology Group)やJBCRG(Japan Breast Cancer Research Group)、CSPOR (Comprehensive Support Project for Oncology Research) などの多施設共同研究グループに参加しているのも特徴です。
このように、当院は一般診療のみならず、臨床研究を通じて、がんの診断、治療、ケアの改善と発展に貢献しています。
新病院竣工、鹿児島から世界へ
2009年に鹿児島県がん診療拠点病院(単独・乳がん)に指定。2014年に国内初・唯一の特定領域がん診療連携拠点病院(乳がん)に指定されました。
また、2015年に独シーメンス社、2019年に米バリアンメディカルシステムズ社とパートナーシップを締結。2020年7月にグランドオープンした新相良病院には乳腺外科・内分泌内科(甲状腺診療)・婦人科が集結し、女性医療の領域におけるアジア初のSimens Healthineersグローバルリファレンスサイトになりました。
これからも私たちは地域に根差した医療に取り組み、一人ひとりの患者さんに向き合いながら、女性医療のロールモデルを世界へ発信していきます。

教育理念
女性活躍推進に向けた行動計画
博愛会は、多様な人材がいきいきと働きがいを持って活躍するための取り組みを推進しています。女性活躍推進については、育児や介護などをしながら安心して働き続けられるように、環境整備などの両立支援に取り組んでいます。
社会医療法人博愛会 行動計画
女性職員が就業継続し、その能力を発揮して活躍できる雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定する。
1. 計画期間
2023年4月1日~2028年3月31日までの5年間
2. 数値目標と取組内容
【数値目標①】
管理職に占める女性労働者の割合を60%以上とする。
【取組内容】
- 2023年4月~ 女性にとって不利な昇進基準になっていないかを精査し、必要に応じて新しい評価基準を検討する。
- 2023年7月~ 新しい評価基準の試行。
- 2024年4月~ 新しい評価基準の導入。
【数値目標②】
有給休暇の取得率を80%以上とする。
【取組内容】
- 2023年4月~ 部署ごとに年次有給休暇の取得状況を把握する。
- 2023年5月~ 取得率の低い職員へヒアリングをおこなう。
- 2023年6月~ 有給休暇の取得率が低い部署の管理職へ状況をフィードバックし、対策を検討する。
上記を継続的におこなっていく。
労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表
公表日:2021年6月10日
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |
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正規雇用者の 中途採用比率 |
80% | 87% | 82% |
採用へのご応募・お問い合わせ
応募方法
【新卒採用の方】 | 履歴書・卒業(見込)証明書・成績証明書を送付ください。 |
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【中途採用の方】 | 履歴書・職務経歴書を送付ください。 |
【送付先】 | 〒892-0845 鹿児島市樋之口町3-28 かじやまちの杜ビル3F 社会医療法人博愛会 事業本部 |
お問い合わせ先
社会医療法人博愛会 事業本部
099-224-1811
099-227-3201